

プロトタイプの座面角度は人間工学の作業椅子角度を
参考にしたが納得がいかず独自の座面角度を導きだした
純ワークスツールはoriri mfgが最初に手掛けたプロダクト
です。
2013年、オリジナルデザインの手始めにキッチンで使うスツールを企画しました。
機能を取捨選択して
・立ちあがりやすい座面
・踏み台
・掃除の時にひっかけて宙にうかせる
という3つの機能を残しました。
打合せから3ヶ月ほど経過してプロトタイプができあがりましたが、踏み台の安定感、座面の角度に納得がいかず
モックアップモデルを使って試行を繰り返し、新たな自分たちなりの座面角度を導き出しました。
立つためのスツール
仕事と家庭の両立を頑張っているママさんを具体的にサポートしたい。
仕事から帰ってきて休む間もなく、いえ、むしろ休んだら最後という勢いでキッチンに立ち家族の食事の用意をする。
仕事と家庭の両立って何??とか、頑張っているのはママさんだけじゃないとか、そんなにヘトヘトになって頑張らないでほしい、とかありますが
あるけど
なんやかんやで頑張ってる人がすこしでも生活の質をボトムアップして、笑顔が増えたり、優しさが増えたりしてくれれば。
三枚の板が迎え入れるような形の座面、独自の座面角度を
東洋医学の専門家に監修していただきました。
次の立つ動作が負担にならないことで気持ちまでサポートしてくれるスツールができあがりました。


元気を長も ちさせる2つの角度
純ワークスツールは働く人をサポートするスツールです。立ち仕事の疲れが軽くなれば作業がもっと楽しくなると思いませんか?
安定した従来の角度
踏み台になるステップは作業用脚立で採用されている角度が安定しているということを再確認し採用しました。広めのステップで気軽に高いところへ手が伸ばせます。家庭でキッチン用はもちろん、お店の方など立ち仕事の方、関節や腰が悪く立ち座りが困難な方にも喜ばれています。意外なところではギタリストにも好評です。
立つための新しい角度
従来とは真逆の発想で立ち座りが楽な座面の新しい角度を導き出しました。立っている姿勢(骨盤を立てた状態)で身体を軽く休めることができます。これまでにない傾斜の座面は木のなめらかな感触を残しつつ滑り止め加工をしています。


サイズは2つ
このスツールは標準とスモールサイズの2サイズご用意しています。
ご注文の際はフィッティングを行います。
ご一緒に身体にあった寸法をお確かめていただいてから制作にとりかかります。
造形とインテリア
建物の中に置かれる家具は風雨にさらされることもなく、誠実な作りをしている製品ならば軽々と100年くらいは使用出来るでしょう。
スツールはインテリアの1要素と考えどんな空間にあっても違和感を感じさせないよう、余計なものはとことんそぎ落としています。
上質な室内空間についてはoriri mfgのデザイナーにお尋ね下さい。